【11月18日 CGTN Japanese】イタリア・ミラノの国立がん研究所(INT)は、同国では昨年9月時点ですでに新型コロナウイルスの感染が始まっていたとする研究内容を発表しました。これまでに発表されていた、イタリアで最初の感染者が出たとされる日付より、少なくとも5カ月前から感染事例があったということになります。

 これについて、中国外交部の趙立堅(Zhao Lijian)報道官は17日、「各国が積極的な態度をとり、世界保健機関(WHO)などとの協力を強化し、世界的なトレーサビリティーを推進していけるよう願っている」と表明しました。

 さらに、趙報道官は「コロナウイルスのトレーサビリティは持続可能な発展のプロセスであり、多くの国や地域に関わり得るものだ。中国側は引き続きウイルストレーサビリティと感染ルートの国際的な科学研究に積極的に参加し、ウイルス対策と感染対策の国際協力に貢献していく」と述べました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News