「安倍首相は訪米中にステーキを食べるべき」、ホワイトハウス高官が「冗談」 - 米国
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【ワシントンD.C./米国 25日 AFP】国家安全保障会議(NSC)のデニス・ワイルダー(Dennis Wilder)上級アジア部長は25日、2日間の日程で訪米する安倍晋三首相について、ワシントンD.C.滞在中の夕食会で米国産牛肉のステーキを食べるべきだと冗談交じりに述べた。米国は日本に対し、同国産牛肉の輸入全面解禁を求めている。
ワイルダー上級アジア部長は、「わたしの個人的な提案ということで答えるなら、もちろん安倍首相はワシントン滞在中の夕食会でステーキを食べなければならない」と述べた。
これに先だって、モンタナ(Montana)州選出の民主党のマックス・ボーカス(Max Baucus)上院財政委員長とジョン・テスター(Jon Tester)上院議員は23日、ホワイトハウスの料理長にあてて、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領と安倍首相の夕食会にモンタナ産牛肉を出すよう求める書簡を送っていた。
日本は最大の米国産牛肉市場の1つだったが、牛海綿状脳症(BSE)問題をめぐり安全性が確認できないとして、2003年以降2回にわたって輸入禁止措置を取っている。
写真は、調理される牛肉。(c)AFP/Miguel MENDEZ
ワイルダー上級アジア部長は、「わたしの個人的な提案ということで答えるなら、もちろん安倍首相はワシントン滞在中の夕食会でステーキを食べなければならない」と述べた。
これに先だって、モンタナ(Montana)州選出の民主党のマックス・ボーカス(Max Baucus)上院財政委員長とジョン・テスター(Jon Tester)上院議員は23日、ホワイトハウスの料理長にあてて、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領と安倍首相の夕食会にモンタナ産牛肉を出すよう求める書簡を送っていた。
日本は最大の米国産牛肉市場の1つだったが、牛海綿状脳症(BSE)問題をめぐり安全性が確認できないとして、2003年以降2回にわたって輸入禁止措置を取っている。
写真は、調理される牛肉。(c)AFP/Miguel MENDEZ