■「最後まで闘う」

スペインの送電事業者レッド・エレクトリカによると、同国では風力や太陽光といった再生可能エネルギーが年間発電電力量に占める割合が昨年、過去最高の56.8%を記録した。

スペインは日差しの強い平原、風の強い丘陵地帯、急流の川を活用し、2030年までに再生可能エネルギーによる発電割合を全体の81%に引き上げることを目指している。

再生可能エネルギー計画を擁護するアンダルシア州政府は、所有者の意に沿わない収用を行った土地は、全体の1%未満だと主張している。

また800社以上を代表するスペインの太陽光発電業界団体UNEFは、発電所計画によって、地方の税収は増加するとアピールする。UNEFのホセ・ドノソ代表は「これらのプロジェクトは、公共サービス向上に使うことのできる『かなりの額の資金』を生み出している」と主張した。

だが、ロペラのソーラーパークに反対する人々は納得せず、闘い続けると決めている。

「最後まで闘う。誰にも、私たちの土地を奪わせはしない」と農家のフアン・カンテラさん(28)は語り、「ロペラにとって、オリーブオイルはすべてなんです」と力を込めた。(c)AFP/Rosa SULLEIRO