アーセナル、エジルの活躍でナポリ下す 欧州CL
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【10月2日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2013-14(UEFA Champions League 2013-14)は1日、グループリーグ第2節の試合が各地で行われ、グループFのアーセナル(Arsenal)は2-0でナポリ(SSC Napoli)を下した。
アーセナルは、メスト・エジル(Mesut Ozil)の移籍後初ゴールなどで完勝し、2連勝を飾った。
4250万ポンド(約67億円)というクラブ史上最高額で移籍市場最終日にスペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)から加入したエジルは、その疑いのない創造性でさらなるゴールをもたらすと公約していたが、その言葉に違わぬ見事なシュートを前半序盤に決め、本拠地エミレーツ・スタジアム(Emirates Stadium)で戦うチームに先制点をもたらした。
エジルはその後オリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)の今季6得点目となるゴールをお膳立てし、アーセナルは前半15分で事実上ナポリを仕留めた。
グループリーグ最初の2試合で勝ち点6を手にしたアーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督率いるアーセナルは、イングランド・プレミアリーグでも5連勝で首位に立っている。リーグ開幕戦ではアストン・ビラ(Aston Villa)に敗れサポーターから怒りを買ったアーセナルは、見事な立ち直りを見せている。
ベンゲル監督は、再びチームに勇気づけられた試合でブーイングするサポーターを恐れる理由もなく、後半18分にはイングランド代表のジャック・ウィルシャー(Jack Wilshere)をベンチに下げる余裕を見せた。
アーセナルのシーズン序盤の好調さで、タイトル獲得への挑戦がわき上がっているが、ベンゲル監督はチャンピオンズリーグで優勝できるならば、国内リーグを犠牲にすることもいとわないかもしれない。
ベンゲル監督は今週に入り、これまで獲得したタイトルに欠けている大きなトロフィーを手にするための冒険にとりつかれたようになっていると明かしている。
アーセナルの欧州での栄光を大胆にも予測することは時期尚早だが、ベンゲル監督は少なくとも近年のチャンピオンズリーグでの戦いぶり以上のものをチームに期待することはできる。(c)AFP