オリオールズが初回先頭打者から3者連続弾、レンジャーズに勝利
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【5月11日 AFP】米大リーグ(MLB)は10日、ボルティモア・オリオールズ(Baltimore Orioles)とテキサス・レンジャーズ(Texas Rangers)によるダブルヘッダーが行われ、第1試合でオリオールズがアメリカンリーグ史上初となる初回先頭打者から3者連続本塁打を記録した。試合はオリオールズが6-5で勝利した。
オリオールズのライアン・フラハーティー(Ryan Flaherty)、J.J.ハーディ(JJ Hardy)、ニック・マーカキス(Nick Markakis)は、レンジャーズの先発コルビー・ルイス(Colby Lewis)からわずか8球で3本塁打を記録した。
低めの速球を右方向へ打ったフラハーティーの本塁打はキャリア初の長打となり、ハーディは真ん中の速球を左翼スタンドに、マーカキスはスライダーを右翼スタンドに運んだ。
オリオールズのバック・ショーウォルター(Buck Showalter)監督は「これくらいのことができるレベルを持った選手なので、何も驚くことはない。何も起こらない日なんてないのだから」とコメントした。
その後オリオールズは、アダム・ジョーンズ(Adam Jones)とウィルソン・ベテミット(Wilson Betemit)も本塁打を打ち、8回途中に降板するまでレンジャーズ打線を6安打2失点5奪三振に抑えた先発の陳偉殷(Wei-Yin Chen、チェン・ウェイン)を援護した。
9日の試合でメジャータイ記録となる1試合4本塁打を放ったレンジャーズのジョシュ・ハミルトン(Josh Hamilton)を4打数1安打に抑えた陳は、「あまり深く考えなかった。ボールをしっかり投げて四球で歩かせないように努めた」と語った。
同日行われたダブルヘッダー第2試合では、ハミルトンが今季15号目となる本塁打を放ったレンジャースが7-3で勝利している。(c)AFP