【2月1日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するルノー(Renault)は31日、スペイン・バレンシア州のチェステ(Cheste)にあるバレンシア・サーキット(Circuit de la Comunitat Valenciana Ricardo Tormo)で2010年シーズンに向けて新車「R30」を発表した。

 また、ルノーは同日、ドライバーにビタリー・ペトロフ(Vitaly Petrov、ロシア)を起用することも発表した。F1にロシア人ドライバーが参戦するには初めて。

 25歳のペトロフは、ロベルト・クビサ(Robert Kubica)とともにルノーの伝統的な黄色と黒のペイントが施されたR30で2010シーズンを戦う。

 ペトロフとクビサは、フェラーリ(Ferrari)に移籍したフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)と2009シーズンに結果を残すことができなかったロマン・グロージャン(Romain Grosjean)の代役を務める。

 ペトロフは2009年、GP2シリーズに参戦し、ウィリアムズ(Williams)でF1でビューを飾るニコ・ヒュルケンベルグ(Nico Hulkenberg)に次ぐ総合2位でシーズンを終えている。(c)AFP