【7月24日 AFP】（記事更新）09MLB、シカゴ・ホワイトソックス（Chicago White Sox）のマーク・バーリー（Mark Buehrle）投手が23日、タンパベイ・レイズ（Tampa Bay Rays）戦に先発登板し、完全試合を達成した。試合はホワイトソックスが5-0で勝利している。

　2007年4月にテキサス・レンジャーズ（Texas Rangers）戦でノーヒットノーランを達成しているバーリーは、2004年5月にランディ・ジョンソン（Randy Johnson）が達成して以来、MLB史上18人目となる快挙を成し遂げた。

　バーリーは試合後の記者会見に臨んだものの、ホワイトソックスファンのバラク・オバマ（Barack Obama）米大統領からの祝電のために退席している。オバマ大統領は「誰もが忘れることのない大記録」とバーリーを称賛した。

　9回には中堅手ドウェイン・ワイズ（Dewayne Wise）の好捕が記録達成に貢献した。レイズの7番打者ゲーブ・キャプラー（Gabe Kapler）の打球が上がると同時に外野フェンス際まで後退したワイズは、ジャンプして本塁打性のボールを捕球した。

　続く8番のマイケル・ヘルナンデス（Michel Hernandez）を空振り三振に抑えたバーリーは、ファンが自分の名前を呼ぶ歓声の中、最後はジェイソン・バートレット（Jason Bartlett）を遊ゴロに打ち取ってシーズン11勝目を挙げ、マウンドと一塁の間でチームメイトからの祝福を受けた。(c)AFP