【2月26日 AFP】(写真追加)08年9月に自爆攻撃の標的とされたパキスタンの首都イスラマバード(Islamabad)のマリオット・ホテル(Marriott Hotel)で26日、火災が発生した。同ホテルは前年の自爆攻撃で大きな被害を受け、2か月前に再開したばかりだった。

 火災は、修復作業が行われていた2階で発生したという。死者は出ていない模様。火災の原因は現在調査中だという。

 同ホテルは富裕実業家や在留外国人にひんぱんに利用され、近くには政府関連施設が集まっている。ホテルからは黒煙が上がっており、消防隊が火災現場に急行した。

 前年9月には、爆薬600キロを積んだトラックがマリオット・ホテルの門に突っ込み、60人が死亡、首都イスラマバードの富裕社会を中心に大きな衝撃が走った。(c)AFP


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