<イラン核問題>ナタンツの核施設に遠心分離機の設置開始 - イラン
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【テヘラン/イラン 18日 AFP】イラン政府は、ナタンツ(Natanz)のウラン濃縮施設に遠心分離器3000機を設置し始めた。政府高官が17日、準国営のメヘル通信(Mehr)の取材で明らかにした。
最高安全保障委員会(SNSC)のアリ・ラリジャニ(Ali Larijani)事務局長をトップとする核問題交渉団の一員であるAbdolreza Rahmani Fazli氏は、「われわれは、ナタンツの施設に3000機の遠心分離器を設置中で、現在までに1600機が設置された」と発言した。
ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領は同日、この発表に先立ち、もしイランが核開発停止を拒否すれば、米英両国は新たな対イラン制裁措置を強く求めると警告を発していた。
国連(United Nations、UN)はすでに、ウラン濃縮の停止要求を拒否するイランに対し、制裁措置を課す2度の決議を採択している。米政府は、イランが核兵器を開発しようとしているとの疑念を持っているが、イラン政府はこれを否定している。
写真は、ナタンツの原子力発電所の遠望(2005年3月30日撮影)。(c)AFP/HENGHAMEH FAHIMI
最高安全保障委員会(SNSC)のアリ・ラリジャニ(Ali Larijani)事務局長をトップとする核問題交渉団の一員であるAbdolreza Rahmani Fazli氏は、「われわれは、ナタンツの施設に3000機の遠心分離器を設置中で、現在までに1600機が設置された」と発言した。
ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領は同日、この発表に先立ち、もしイランが核開発停止を拒否すれば、米英両国は新たな対イラン制裁措置を強く求めると警告を発していた。
国連(United Nations、UN)はすでに、ウラン濃縮の停止要求を拒否するイランに対し、制裁措置を課す2度の決議を採択している。米政府は、イランが核兵器を開発しようとしているとの疑念を持っているが、イラン政府はこれを否定している。
写真は、ナタンツの原子力発電所の遠望(2005年3月30日撮影)。(c)AFP/HENGHAMEH FAHIMI