【7月19日 AFP】ブラジル連邦警察は18日、クーデターを企てたとして起訴されている極右ジャイル・ボルソナロ前大統領(70)の自宅を家宅捜索した。また最高裁判所の判事が、同氏に電子足輪の装着や夜間の外出禁止、SNSの使用禁止を命じた。

ボルソナロ氏のためにロビー活動を行うため米国に滞在する息子のエドゥアルド・ボルソナロ議員はX(旧ツイッター)に、「けさ、連邦警察が父の自宅を家宅捜索」したと投稿。さらに、ボルソナロ前大統領の自由を制限したアレシャンドレ・ジモラエス最高裁判事を激しく非難した。

ジモラエス判事は、左派ルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ大統領が勝利した2022年の大統領選挙を無効にしようとした疑いでボルソナロ氏が裁判にかけられている中、被告とその息子によるブラジルへの「敵対的行為」を理由に、これらの措置が必要だと述べた。

先日には、米国のドナルド・トランプ大統領が盟友であるボルソナロ氏に対する「魔女狩り」だと称して、ブラジルに対して50%の関税を課すと表明していた。

エドゥアルド氏はジモラエス判事について、「長い間公平性の外見を放棄し、今や法服をまとった政治的ギャングとして活動して最高裁判所を個人的な武器として利用している」と述べた。

自身を「亡命中のブラジル国会議員」として署名した書簡の中でエドゥアルド氏は、判事が「トランプ大統領と米国政府を犯罪者として扱おうとしている。彼らに対して無力なので、私の父を人質にすることを選んだ」と記した。

ボルソナロ氏は同日、ジモラエス判事の命令について「この上ない屈辱」と表現し、禁止措置は「息苦しい」と述べた。

前大統領は外国大使館への接近禁止に加え、平日は午後7時から午前6時まで、週末や祝日は終日自宅にとどまるよう命じられている。(c)AFP