【7月17日 AFP】世界保健機関(WHO)は16日、子どもを中心とするパレスチナ自治区ガザ地区の患者をヨルダンへ医療搬送したことを受け、より多くの国々に対し、ガザからの患者を受け入れ、治療するよう呼び掛けた。

WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長はX(旧ツイッター)に、「本日、WHOはガザからヨルダンに、子どもを中心とする患者35人とその家族72人を医療搬送した」「ヨルダン政府には、継続的な支援と重症患者への専門医療の提供に感謝している」と投稿。

「ガザでは依然として1万人以上が医療搬送を必要としている。より多くの国々に対し、患者の受け入れに名乗りを上げるよう強く求める。医療搬送には人命がかかっている。さらに多くの人々が待っている」と続けた。

WHOは長年、医療回廊の拡大を求めてきた。これには、ヨルダン川西岸と東エルサレムの病院への伝統的な搬送経路の完全再開も含まれる。

また、現在のペースでは、ガザで治療を必要とする患者すべてを避難させるには何年もかかるとWHOは述べている。

WHOは、ガザでは医療物資や食料、水、燃料の不足と空爆により、医療資源が「事実上枯渇」し、多くの病院が閉鎖され、残る病院もほとんど機能していないと述べている。(c)AFP