【10月19日 MODE PRESS WATCH】スウェーデンの家具販売大手イケア(IKEA)は、2019年11月に予定するヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)とコラボレーションした新コレクション発売に先駆け、仏パリで現地時間9月29日、プレローンチイベント”STILL LOADING”を開催した。新コレクションのプレス発表会と先行発売は、イケアとして初の取り組みとなった。

 本イベント会場となったポップアップストア”STILL LOADING” では、2019年に発売を控えるイケアとヴァ―ジル・アブローによる限定コレクション「MARKERAD/マケラッド」と「Art Event」のうち中、4種類のラグを本イベント限定で先行販売。お店のオープン時には約2,500名が列をなした。

 イベント前日の28日に行われたプレス発表会では、約500名のメディア関係者が集まり、ヴァ―ジル・アブローとイケアのクリエイティブリーダーを務めるヘンリック・モスト(Henrik Most)の対談が行われた。

 同コレクションは、ミレニアル世代が家にどのようなものを求めているか、そして実用的なニーズと精神的な満足感の両方を得られるデザインとはどういうものかという点に焦点を当て開発された。

 ヘンリック・モストによると、今回の先行発売の経緯に関し、ヴァージルとのコラボコレクションの発売時期について、イケアへの問合せが絶えなかったためという。

 ヴァージル・アブローは「ラグを先行して見てもらえることを本当に楽しみにしています。 今回のラグは家の中で機能的に使えるアイテムだということはもちろん、限定数での生産で あることやそれぞれの背景にあるコンセプトとも併せ、壁に飾るアート作品にもなると思っています」とコメントした。

 イケアでは、同コレクションのプレローンチキャンペーンをパリに続き東京でも12月中旬に開催予定。 ヴァージル・アブローも本イベントに合わせて来日する。

■関連情報
・イケア 公式HP:https://www.ikea.com/jp/ja/
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