【6月29日 MODE PRESS WATCH】「ジェイエムウエストン(J.M. WESTON)」は、2019年春夏パリメンズコレクション初日の19日、ブランド初となるパフォーマンスイベントをグラン・パレで発表した。

 オリヴィエ・サイヤール(Olivier Saillard)がアーティスティック・イメージ&カルチャー・ディレクターに就任して初めてのプレゼンテーションとなる今シーズンのテーマは「DEFILE POUR 27 CHAUSSURES (27足の靴のデフィレ)」。振付師マチルド・モニエとブランドを象徴するシューズに焦点をあてた。

 パフォーマンスの冒頭、マチルドはシューズを履かずに登場。ブランドを代表するローファーやサイドゴアブーツなど計11種類のシューズを次々に履き替えながら、ゆっくりと一直線上を歩いた。彼女の動きに合わせたり反発したりしながらフロアのシューズもひとりでに動き出す。長靴を履いたマチルドは兵士のように、あるいはモデルのように、頭を高く上げたままひたすら歩き、最後にジャンプのステップを加えて終わる。オリヴィエ・サイヤールの未来への行進「デフィレ(défilé)」 をしっかりと表現したコレクションとなった。

■関連情報
・ジェイエム ウエストン 公式HP:https://www.jmweston.com/jp/
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