【3月23日 MODE PRESS WATCH】英国王室愛用の長靴ブランド「ハンター(HUNTER)」は、「ガーデナーズ ワールド」をテーマに、18年春夏コレクションを発表した。

 ガーデンファンにとって聖地の1つとも言える、英・ロンドン郊外のシシングハーストキャッスル(Sissinghurst Castle)。13世紀に建てられたこのマナーハウスにある、ヴィタ・サックヴィル=ウェストのガーデンからインスパイアを受けて、季節感のあるプリントやシルエットの新作アイテムが登場した。“フォーム・ミーツ・ファンクション”をキーワードに、カジュアルなスタイルでアーバン・ガーデナーのための使いやすさを提案する。

 注目のフットウェアとアウターウェアは、イギリスの典型的な芝生に置くデッキチェアを想起させる、ストライプのデザイン。プリントで広がる花柄はボタニカルにちなんで、ブロッサム・ペオニー・マリーゴールド・ブルーミスト・ソイルと名付けられ、ポップな要素とまっすぐなストライプとのコントラストを楽しめる。

 フットウェアのキーアイテムは、ガーデニング用に作られた防水加工ラバー製のハンドクラフトスリッポンシューズ「クロッグ」。ブリティッシュ ガーデナークロッグへのオマージュとなっており、レザーとラバーをつかったクラシカルな装いだ。そのほか、オープントゥ サンダルスタイルの新作が2型登場する。アウターウェアはイギリスの予想不可能な夏の天候を考えて、機能性を高めたスタイルを展開。通気性がよく、撥水加工した軽度のコットンスタイルに、ボクサーフィットや短いヘム、カラーブロックの要素を加え、今までのレインウェアとは異なり軽やかな印象を与えるコーディネートになりそうだ。防水加工された軽度のラバー素材も新登場する。

 よりシックでスタイリッシュな「リファインド」コレクションでは、季節をテーマに、個性的な人のための特徴的なガーデナースタイルを提案。自然のままのガーデンとワイルド フラワーからインスパイアされ、絞りがポイントのシルエットに。大人気の「ペニー ローファー」コレクションからは、マット加工のラバー素材だけではなくヒールのクロッグが新登場する。何世紀にもわたってボタニカルな精神を大切にしてきたイギリス人のセンスを感じられる、最新コレクション。ぜひチェックしてみて!

■関連情報
・ハンター 公式HP:http://www.hunterboots.jp/
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