【8月30日 MODE PRESS WATCH】ヨーロッパで初めて硬質磁器を生みだしたドイツの名窯「マイセン(MEISSEN)」から、磁器でつくられた「ペンダント」が登場する。ペンダントトップのモチーフとして、親しみやすい“動物”を採用し、パンダ、パグ犬、コアラ、ペンギンをはじめ、縁起のよいフクロウ、カメ、スカラベ、タツノオトシゴなど11種類を取り揃える。発売開始は、10月。

 1710年、東洋の磁器に魅せられたザクセン公国 アウグスト2世(August II)の命によって生まれた「マイセン」。アウグストは強王とも呼ばれ、ザクセンを中欧の強国に押し上げるとともに、工芸品、美術品の収集にも熱心で、世界一と言っても良いほどの宝飾品のコレクターでもあった。その高価なコレクションは、現在でも独・ドレスデンにあるアウグスト強王の宝物館「緑の天井」に保存されている。国立マイセン磁器製作所はこのような歴史的背景をふまえ、磁器のペンダントトップを発表。カラーは、ナチュラル、カラフル、金彩、そしてマイセンの絵柄「散らし小花柄」の4パターン。形もボリュームのあるフルタイプと、身体になじむフラットなハーフタイプの2種類があり、全83種類のペンダントトップを取り揃える。ペンダントにはループがついており、自在な長さ調整が可能。手持ちのチェーンをつけたり、チャームとして活用したり、自分なりに楽しめそうだ。

 デザインを手掛けたのは、現代マイセンの造形の名手、ヨルク・ダニエルチュク(Jörg Danielczyk)の高弟たち、マクシミリアン・ハークシュトッツ(Maximilian Hagstotz)、ユディット・レーネルト(Judith Lehnert)、マリア・ヴァルター(Maria Walther)の3名。マイセン磁器は、マイセン養成学校で技術を習得した優れた職人によって、全て手作りで制作されている。18世紀から作られている伝統的なアイテム「パグ犬」や「ゾウ」も新しい装いとなり、リアルな動物表現を得意とする「マイセン」ならではの小さな磁器の動物に仕上がっている。BOX入りなので、コレクターのあの人のプレゼントにもぴったり。お気に入りの動物を探してみて。

■お問い合わせ先
マイセン/ジーケージャパンエージェンシー
0120-580-336

■商品概要
「マイセン」ペンダントトップ 全83種類
モチーフ:11種類
カラー:4種(ナチュラル、カラフル、金彩、散らし小花柄)
形:2種(フルタイプ、ハーフタイプ)
価格:45,000円(税抜)~
発売:10月
販売店舗:全国主要百貨店

■関連情報
・ジーケージャパンエージェンシー 公式HP:www.gkjapan.jp
・マイセン 公式HP:www.meissen-jp.com/history.html
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