【3月3日 MODE PRESS WATCH】イタリア発ブランド「ディーゼル(DIESEL)」は、春夏広告キャンペーン「MAKE LOVE NOT WALLS(壁を築くのではなく、愛を育もう)」をスタートした。

 今シーズンのテーマは“障壁を壊す愛”。ダイバーシティ(多様性)や世界中の人たちの権利に熱心に取り組んでいる、アメリカを代表するアーティスト兼フォトグラファーのデビッド・ラシャペル(David LaChapelle)が指揮を務め、アーティスティック・ディレクターのニコラ・フォルミケッティ(Nicola Formichetti)とともに手がけた。広告や動画を通じ、文字どおり様々な壁をぶち壊すキャンペーンとなっている。

 中でも象徴的なのが、広告に使用されているレインボーカラーのインフレータブル・タンク(戦車)。かつては断絶のために使用されていた戦争の道具が希望の象徴として生まれ変わり、壁をハート形に打ち破り、花や笑顔で溢れる幸せな場所へと進む道を作り出している。

 同ブランド創始者のレンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)は、「恐怖心が原因で世界にさらに多くの壁が築かれ、世界が隔てられていこうとしているこの瞬間に、壁を壊すための鉄球を手にする必要がある」とコメントを発表。現在の国際社会に対するブランドなりのメッセージを込めた刺激的な広告となっている。

■お問い合わせ先
ディーゼルジャパン/0120-55-1978

■関連情報
・ディーゼル 公式HP:http://www.diesel.co.jp/
・春夏広告キャンペーン動画:https://youtu.be/COXx3YTNW1s
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