熊川哲也率いる「Kバレエ カンパニー」、注目の3作品上演
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【3月1日 MODE PRESS WATCH】バレエダンサーの熊川哲也(Tetsuya Kumakawa)が主宰する「Kバレエ カンパニー(K-Ballet Company)」は、英国バレエ界の巨匠フレデリック・アシュトン(Frederick Ashton)振付の2作「バレエ ピーターラビット™と仲間たち」と「レ・パティヌール ~スケートをする人々~」、そして渡辺レイ(Rei Watanabe)・熊川哲也振付の新作「Fruits de la passion~パッションフルーツ」を上演する。
ビアトリクス・ポター™(Beatrix Potter)の名作絵本「ピーターラビットのおはなし」をバレエに仕立てた異色の作品「バレエ ピーターラビット™と仲間たち」。絵本の世界から抜け出したような精巧な着ぐるみをまとったダンサーたちが大活躍する。こぶたのピグリンカップルによる美しいデュエットや、かえるのジェレミーが繰り出す目が覚めるような足さばきなど、それぞれの動物の特徴を巧みにとらえたコミカルな振付が愛らしい。
そしてアシュトン初期の代表作「レ・パティヌール ~スケートをする人々~」は、氷上でスケートに興じる若者たちを描くユニークな趣向が愉しい名作。かつて熊川哲也も当たり役とした、超絶技巧満載のブルーボーイ、優雅なパ・ド・ドゥが見どころのホワイトカップルなど、3種の豪華キャストを実現した。
さらに渡辺レイ/熊川哲也振付による新作の追加上演も決定。ラヴェル作曲の「道化師の朝の歌」を使用した小作品で、ネザーランド・ダンス・シアター(Netherlands Dance Theatre)などで活躍した渡辺と熊川による初のコラボレーションとなる。出演は熊川&渡辺と、遅沢佑介(Yusuke Osozawa)&浅川紫織(Shiori Asakawa)によるダブルキャスト。一度観たら忘れられない楽しさと感動を味わいに、ぜひ劇場に足を運んで。
■公演概要
曲目・演目:
・「バレエ ピーターラビット™と仲間たち」
振付:フレデリック・アシュトン
・「レ・パティヌール ~スケートをする人々~」
振付:フレデリック・アシュトン
・「Fruits de la passion~パッションフルーツ」(初演)
振付:渡辺レイ、熊川哲也
出演:Kバレエ カンパニー
指揮:井田勝大
管弦楽:シアター オーケストラ トーキョー
公演日程:3月15日~20日
会場:Bunkamuraオーチャードホール
料金:S 15,000円、A 11,000円、B 8,000円、C 6,000円(税込)
チケット:発売中
BEATRIX POTTER™ (C) Frederick Warne&Co.,2017
■お問い合せ先
チケットスペース/03-3234-9999
■関連情報
・Kバレエ カンパニー 公式HP:http://www.k-ballet.co.jp/
(c)MODE PRESS