【1月30日 MODE PRESS WATCH】「クロエ(Chloé)」は30日、6年間にわたりクリエイティブ・ディレクターを務めたクレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)が退任すると発表した。パリで3月2日に発表する17/18年秋冬コレクションを最後に、3月31日に正式に退任する。現在のところ、後任は未定。

 クレアは2011年3月より、クリエイティブ・ディレクター就任。カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)やステラ・マッカートニー(Stella McCartney)、フィービー・ファイロ(Phoebe Philo)ら歴代デザイナーの功績に続き、多くのアイコニックなコレクションを作り上げ、「クロエ」の成長に貢献してきた。

 退任の発表に際し、クレアは「クロエは、私にとって最も大切で身近なメゾンであり、ここで才能に溢れる仲間たちと共に働くことを、心から楽しむことができました。このような伝統あるメゾンで働けたことを光栄に、そしてメゾンが成し遂げてきた全てのことをとても誇りに思います」とコメント。

「クロエ」のジョフロワ・ドゥ・ラ・ブルドネイ(Geoffroy de La bourdonnaye)CEOも、「クレアは、優れたクリエイティビティを持つ大きなスタジオを指揮することのできる、比類のない才能の持ち主。彼女のクロエへの忠誠と献身に、心より感謝します」と賛辞を送った。

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・クロエ 公式HP:www.chloe.com
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