【9月9日 MODE PRESS WATCH】50年代にハリウッド女優からモナコ公妃へと華麗なる転身を遂げ、52歳でこの世を去った後も、溢れる気品で今なお世界中の人々を惹きつけるグレース・ケリー(Grace Kelly)。日本とモナコの友好10周年を記念し、女優時代の映像や写真のほか、愛用していた洋服やジュエリーを展示する『グレース・ケリー展』が8日から、松屋銀座で開催されている。

 会場には、グレース・ケリーが愛用していた「シャネル(CHANEL)」や「ディオール(DIOR)」、「イヴ・サンローラン(Yves SaintLaurent)」などのドレスやジュエリーのほか、映画『喝采(The Country Girl)』でアカデミー主演女優賞を受賞した際のオスカー像、押し花作品といった170点のコレクションが並ぶ。妊娠中にお腹を隠したことで一躍有名になった「エルメス(HERMÈS)」のケリーバックや、世界初公開となる214個のダイヤモンドがあしらわれた貴重なティアラなど見どころ満載だ。

 開催を記念して開かれたオープニングレセプションには、モデルのすみれ(Sumire)が「ランバン(LANVIN)」の淡いブルーのドレスを身に纏い出席。「グレース・ケリーは、可愛くて、綺麗で、やんちゃで、でも大人っぽくて、本当に憧れの存在。『エルメス』のケリーバッグが一番印象に残りました」と語った。

 26日まで。20世紀を代表するスタイル・アイコンであるグレース・ケリーの魅力に触れることができる展覧会にぜひ足を運んでみて。

■詳細情報
「日本 モナコ友好10周年記念 グレース・ケリー展」
会期:2016年9月8日(木)~26日(月)
場所:松屋銀座8階イベントスクエア/東京都中央区銀座3-6-1
料金:一般1,000円(700円)、高大生700円(500円)、中学生500円(400円)、小学生300円
※( )内は前売り料金
時間:10:00~20:00(入場は閉場の30分前まで、最終日は17時閉場)

■関連情報
イベント公式ページ:http://www.gracekelly-exhibition.com/
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