【7月21日 MODE PRESS】米女優ジュリア・ロバーツ(Julia Roberts)はヘアメークのアーティストらに対し、「こうやってほしいと注文をつけたことは一度もない」という。

 ジュリアがレッドカーペットに立つ際のメークを10年以上担当しているのはジュヌヴィエーヴ・ハー(Genevieve Herr)。ジュヌヴィエーヴはジュリアから、自身のヘアメークについてこうしてほしいと言われたことは一度もなく、「プロ」に一任してくれるのだという。

「ジュリアからの注文は一切ありません。『あなた方はプロなのだから』と言ってそこに座って、100%私たちに任せてくれます」とジュヌヴィエーヴ。

 ジュリアがアンバサダーを務めるフランスのブランド「ランコム(Lancome)」がパリ(Paris)で開いた創業80周年記念のパーティーの際にも、そのイメージに合わせて「楽しい」ピンクリップにしたのだという。

「ジュリアはいつも笑っているので、メークも楽しい感じにしようと心掛けています。彼女の性格に合っていると思うからです」

 この特別なイベントにジュヌヴィエーヴが選んだのは、年齢にマッチするごく軽いファンデーションと、きらきら輝くピンクのチークだったという。

「年を重ねるにつれ、軽い質感のものを使うのが大事です。普段チークはピーチカラーにしているのですが、『今回はパーティーよ、お祭りだから、もうちょっとはっきりチークを入れてみましょう』と提案したんです」とジュヌヴィエーヴ。「そうしたらジュリアがとても喜んでくれました。『私すっごく素敵に見えるじゃない!ありがとう!!』ってね。心からうれしそうで、頭のてっぺんから足の爪先まで本当にきれいでした」(c)Bang Showbiz/MODE PRESS