【6月9日 AFP】世界のファッション中心地といえば仏パリ(Paris)、伊ミラノ(Milan)、米ニューヨーク(New York)、英ロンドン(London)だが、今後はアジアや南米の都市にも注目すべきだと、世界有数のデザイン学校が現在開催中の展覧会で提言している。

 ニューヨーク州立ファッション工科大学美術館(Museum at the Fashion Institute of Technology)で現在開かれている展覧会について、ファッション情報サイトのスタイルドットコム(Style.com)が「80アイテムに見る世界のファッション(Around
the world in 80 Items)」と紹介している通り、世界的に突出した新世代のファッション先進地がまとめられている。

 かつてパリで活躍していたデザイナーのシャルル・フレデリック・ウォルト(Charles Frederick Worth)が1890年に手掛けたクチュールケープから、ナイジェリアのサ・フォラウィヨ(Lisa Folawiyo)が今年発表したばかりのビーズドレスまで、さまざまな服やアクセサリーが多数取りそろえられている。