【4月30日 MODE PRESS】「シャネル(CHANEL)」のアーティスティック ディレクターを務めるカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)が、自分の成功の理由は「賢明に働き、常に新しいアイデアを生み出してきたから」だと語った。

 「コンデナスト・インターナショナル・ラグジュアリー・カンファレンス(Conde Nast International Luxury Conference)」に出席し、ファッションジャーナリストのスージー・メンケス(Suzy Menkes)と対談したカールは、「ハイスピードでプロフェッショナルな人生を生きるのは、とても健全です。アイデアは、働いているときに浮かんできます。座って情報を待っていても、何も出てきません」とコメント。

 長く輝かしいキャリアをもつカールだが、過去の作品を振り返ることは決してないという。「私は過去に価値を見い出しません。行動に移す前に考えることが必要だと思っています。過去についてメモをとる必要はないし、過去に成功した誰かについて知りたいと思うこともありません」とカール。

 さらに、「私は『シャネル』や『フェンディ(Fendi)』のアーカイブを詳しく調べたことは一度もありません。それは、私にとって不健全なことなのです。でも他の人たちにとってはそれが面白いのは理解できますよ」と続ける。

 カールはまた、自分の名を冠したブランド「カール・ラガーフェルド」を立ち上げたのは、経営者になるためでなく、自分に“自由”を与えるためだったと述べた。「私は、自分が抜け出したいと思ったときに抜けられる自由を必要としています。象牙の塔の中で暮らすのは、デザイナーにとってよくありません。私は自由でいたいのです」(c)Bang Showbiz/MODE PRESS