【4月28日 MODE PRESS】「ユニクロ(Uniqlo)」が28日、オリジナルTシャツが作れるアプリ「UTme!」に、自分でデザインしたTシャツをアプリ上で販売できる新サービス「UTme!マーケット」を追加した。

■アプリ上でTシャツを販売、クリエイターにデザイン費を還元

 昨年5月にスタートした「UTme!」は、写真や絵、テキストをベースに、各種エフェクトや豊富なスタンプを組み合わせることで簡単にオリジナルTシャツを作れるスマートフォンアプリ。新サービス「UTme!マーケット」では、アプリを使ってデザインしたTシャツやトートバッグをマーケットに出品できる。出品した商品を他のユーザーが購入すると、一枚につき300円がデザイン費として出品者に支払われる。商品発送や注文後のやりとりは全てユニクロが行う。6月にはお気に入りの商品やデザイナーをフォローできる機能も公開する。

 「UTme!マーケット」の公開に合わせ、Tシャツのボディタイプをメンズ、キッズ、ウィメンズに拡充。カラーも従来のホワイトに加え、ブラックとネイビーを新たに追加した(ウィメンズはホワイトとブラック、キッズはホワイトとネイビーで展開)。芸人の陣内智則さんや「non-no」モデル、俳優の田辺誠一さんのかっこいい犬。もっちーとのコラボレーションTシャツも販売するほか、4月28日から5月11日までの期間限定で、「UTme!」で購入する商品を全品200円(税抜)引きで提供するキャンペーンも実施する。

■新しい才能を発掘する場を目指す

 クリエイターにデザイン費を還元する今回の取り組みは「ユニクロ」としては初の試み。グローバルマーケティング部プロジェクトリーダーの松沼礼氏は「今まで数あるUTの中からお客様に選んでいただいていたが、よりパーソナルな気持ちがこもったものを服を通してサービス展開したかった」とコメント。「サービス自体が新たなクリエイターを発掘するプラットフォームになってほしい。ユーザー同士がつながるようなコミュニティが自然発生するような、そういう場を提供することがミッションだと考えている」と語った。(c)MODE PRESS