【3月16日 MODE PRESS】ディズニー(Disney)の実写版『シンデレラ(Cinderella)』の主役に抜擢された英女優リリー・ジェームズ(Lily James)は、シンデレラ舞踏会に着ていくドレスを初めて目にした際、感激の涙をこぼしたという。衣装デザイナーのサンディ・パウエル(Sandy Powell)が明らかにした。

 リリーとの撮影について、サンディは次のように語った。「リリーはとにかく何にでも感動しきりでした。彼女は新しい衣装を試着するたびに泣いていましたね。最初に舞踏会用のドレスを着た時なんて過呼吸気味になって、『夢のドレスを着た小さな女の子の気分よ』と興奮していました」

 1999年の『恋におちたシェイクスピア(Shakespeare in Love)』、2005年の『アビエイター(The Aviator)』、2010年の『ヴィクトリア女王 世紀の愛(The Young Victoria)』で3度のアカデミー賞(Academy Awards)受賞経験があるサンディは、今回の『シンデレラ』で一緒に仕事をするのは3回目になるケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)についても、『グラツィア(Grazia)』誌に次のように語った。

「すでに一緒に働いた経験がある俳優なら、仕事はもうほぼ半分済んだも同然です。体形も、似合うものも、どんな服が好きかも、試着時の様子も、協力的かそうでもないかもよく分かっています。仕事が半分済んでいるというのは、これは本当に助かるんです。実際私は着る人のことを知らずに衣装をデザインすることができません。その人の人となりが分かっていて、その人に触れたことがあればなお良いですね」(c)Bang Showbiz/MODE PRESS