【1月20日 MODE PRESS】英ダラム(County Durham)にあるバウズ博物館(The Bowes Museum)で回顧展「Yves Saint Laurent: Style is Eternal」が開催されることが明らかになった。

 英国初となる同回顧展は、今年7月11日から10月25日まで開催される予定。ブランド、ピエール・ベルジェ・イヴ・サンローラン財団(Fondation Pierre Berge Yves Saint Laurent)、バウズ博物館が共同で開催する。

 同財団のピエール・ベルジェ(Pierre Berge)氏は「ピエール・ベルジェ・イヴ・サンローラン財団は、イヴ・サンローランの作品を国際的に広めることを目指しています。英国での開催は今回が初めてなので非常に楽しみです。ファッションやテキスタイル分野での実績が非常に高いバウズ博物館で開催することは、私たちにとって自然な流れでした。刺激に溢れ、タイムレスな場所へのこだわりが強いサンローランと私にとって、第二帝政時代に建てられたこのフランス風の建物はまさに完璧な環境です」と語った。

 同回顧展では、イブ・サンローランのキャリアやインスピレーションについて学べるほか、約50点のアイコニックな作品が展示されている。

 同博物館のキュレーターJoanna Hashagen氏は、「最も影響力の高いデザイナーの一人であるイヴ・サンローランの英国初の回顧展を開催することができ光栄です。またピエール・ベルジェ財団と協力し、イヴ・サンローランの作品と当館の既存のコレクションを創造力の富んだ展示で紹介できることも楽しみです。今回の展覧会はバウズ博物館はもちろん、英国のファッション展示にとっても歴史的な瞬間と言えるでしょう」(c)Bang Showbiz/MODE PRESS