【9月29日 MODE PRESS】「ナイキ(NIKE)」のエアクッショニングシステムの中でも最も瞬発性に優れた「ナイキ ズーム エア」は、1995年に初めて発表されて以降も、研究を重ね、改良されてきた。今回発表された最新の「ナイキ ズームエア」はアスリートたちの足圧分布図やスポーツごとのテスト結果を元に、最も必要なところにクッショニングを配置。ズームエア内部には伸縮性の高い伸び切った状態で織られた繊維が内蔵されており、衝撃によって緩んだ繊維がすぐに元の状態に戻ることで、反発性の高い、弾むような瞬発力を生み出す仕組みになっている。形も、六角形のクッショニングを採用し、従来のものよりもより軽量に、また屈曲しやすく生まれ変わった。

 ランニング用、アスレチックトレーニング用、ウィメンズトレーニング用、バスケットボール用の4型のシューズを発表。ズームエアの大きさや配置を変えることで、それぞれの運動に適したシューズを完成させた。

■それぞれのシューズの特徴

 ランニング用の 「ナイキ エア ズーム ストラクチャー 18」では、前に進む動きに合わせて前足部に集中的にズームエアを配置。足型も改良し、つま先部分の持ち上がりをより高く設計した。

 トレーニング用の「ナイキ ズームクロス TR」では、新しい六角形のズーム エア クッショニングシステムを採用することで衝撃の吸収を高め、ズーム間に設置された屈曲溝が柔軟な足の動きを可能にする。さらに女子トレーニング用の「ナイキ ズーム フィット アジリティ」は、女性アスリートが最もクッショニングを必要とする部分にズームエアを設置。従来のズームエアでは女性が求める屈曲性が充分に得られなかったため、それらを小さく分割して、多方向に屈曲できるように改良した。

 また世界的なバスケットボールプレイヤーのレブロン・ジェームズ(LeBron James)の意見を取り入れて作られた「ナイキ レブロン12」は、優れたクッション性、しっかりした足のサポート、自然な屈曲性という3つの特徴を融合させ、バスケットボールの激しい動きを支え、より瞬発的な動きができるように設計されている。

■多様な人間の動きに対応できるシューズ

 イノベーション シニア ディレクターのシャアナ・ハナ氏は、「バスケットボールでは踵にかかる圧力が大きいので大きなズームエアを入れ、つま先には大小様々な六角形を配置するなど、運動によって組み合わせ方やズームエア内部の繊維の厚さを変えています。ズームエアが人間の身体に代わって刺激を吸収すると同時に、形を六角形にすることによって人間の様々な動きに対応できるようになっています」と語る。

■アイテム概要
・ナイキ エア ズーム ストラクチャー 18(メンズ:24.5~30cm/ウィメンズ 22.5~26.5cm) 11,880円(税込) 10月3日発売
・ナイキ ズームクロス TR(24~32cm) 17,280円(税込)10月3日発売
・ナイキ ズーム フィット アジリティ 14,040円(税込) 10月初旬発売
・ナイキ レブロン12(25~32cm) 22,680円(税込)10月7日より順次発売(7色展開、カラーにより発売日が異なる)

■関連情報
・ナイキ 公式HP:http://www.nike.com/
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