【9月16日 AFP】デザイナーのジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)が27日にパリで発表する15年春夏コレクションを最後に、プレタポルテから撤退すると発表した。

 「WWD」の報道によるとゴルチエは今後、オートクチュールやフレグランス事業などに専念するという。ゴルチエは同紙に宛てた文書の中で、今回の決断はブランドの今後を「徹底的に考えた上での判断」だったとしている。

 ゴルチエは、「ジャンポール・ゴルチエ(Jean-Paul Gaultier)」の過半数株を所有するスペインのプーチ・ビューティー&ファッション・グループ(Puig Beauty & Fashion Gruoup)とも話し合い、同じ結論に達したと語った。「会社の現在の状況を踏まえ、あらゆる可能性について検討し、同じ結論に辿り着きました」とゴルチエ。「オートクチュールを制作していると、真の充実感を味わうことができます。オートクチュールは私のクリエイティビティとセンスを表現できる場なのです」

 ブランドは、AFPにも報道を事実と認めている。(c)AFP