【9月10日 MODE PRESS】資生堂(SHISEIDO)が展開するメーキャップブランド「マキアージュ(MAQUillAGE)」が11月、新生「マキアージュ」として生まれ変わる。魚谷雅彦(Masahiko Uotani)社長によるマーケティング改革の第3弾として、これまで取り組んできたブランド戦略をさらに成長させていく。顧客の意識調査、トレンド分析を徹底し、サイエンスを活用した、ワンランク上のメーキャップブランドを目指す。

■ブランド改革の要は・・・

 ブランド改革の3つの大きな要は、ブランドコンセプトの新提案。次に、パッケージデザインの大胆な変更。そして、製品開発の更なる進化だ。

 新生「マキアージュ」が提案するのは、ほのかな艶とほのかな色気のあるワンランク上の大人の女性の魅力。メーキャップが持つドキドキやワクワクといった独特の高揚感を、伝えていく。11月から流れる新CMのキャッチコピー『レディにしあがれ』によって、「すべての女性のなかに眠るワンランク上の美しさ、そしてメーキャップの楽しさ、豊かさを提案していきたい」とブランドマネージャーの堀井治伸(Harunobu Horii)氏は語る。まずは11月21日に発売される、美容オイル生まれの「ドラマティックルージュ」が注目を浴びそうだ。

 次に、大幅なデザイン変更をした新パッケージは、「ドラマティックグラマー」をコンセプトにまばゆく輝くピンクゴールドのプレシャスグリッドに品格の黒、本能を呼び覚ます赤(グラマラスレッド)を採用。女性の毎日をドラマティックに演出する。

 また11月21日に発売されるルージュは、従来の製品をさらに進化させた仕上がりが特徴。「美容オイル」をそのままリップスティックにしたような、唇にとって最高の贅沢といえる仕上がりだ。着けた瞬間にとろけてしまいそうなテクスチャーと独特の艶っぽさが、官能的な大人の女性ならではの唇を実現してくれる。

■お気に入りのルージュは?

 CMには引き続き、モデル・女優として幅広く活躍する水原希子(Kiko Mizuhara)と、今回あたらしく起用されたモデルの長谷川潤(Jun Hasegawa)が出演する。発表会に出席した水原は、「私の思い描くレディとは、上品さがポイント。清楚だけど、少女っぽさもあって、それでいてチャーミング。大人っぽくなったマキアージュは、ガールを卒業したレディがキーワードです。お気に入りの(ルージュ)色は、イノセントグラマー。上品なレッドで、艶っぽくて大人の色気を感じるところが気に入っています」と語った。

 11月21日には、ドラマティックルージュのほか、アイシャドーも発売する。続いて1月21日には、フレグランスとチーク、2月21日には、パウダリーファンデーション。3月21日には、新ルージュなどを発売する予定。(c)MODE PRESS