【8月26日 Relaxnews】「スワロフスキー(Swarovski)」が、15年春夏コレクションと15/16年秋冬コレクションで支援するデザイナーを発表した。

「スワロフスキー」によるデザイナー支援は今回で15回目を迎える。知名度にかかわらず実力で選ばれたクリエーティブアーティストらには、資金面でのサポートやクリスタルエレメントが提供されるほか、「スワロフスキー・コレクティブプライズ・フォー・イノベーション(Swarovski Collective Prize for Innovation)」に参加して賞金2万5000ユーロ(約340万円)を獲得するチャンスも与えられる。

 英ロンドンからは「マルケス・アルメイダ(Marques Almeida)」、「フーシャン・ツァン(Huishan Zhang)」、「ピーター・ピロット(Peter Pilotto)」、「アシュリー・ウィリアムス(Ashley Williams)」、「メアリー・カトランズ(Mary Katrantzou)」が、米国からは「プラバル・グルン(Prabal Gurung)、「ロダルテ(Rodarte)」、「クリーチャーズ・オブ・ザ・ウインド(Creatures of the Wind)」、「ウェス・ゴードン(Wes Gordon)」、「ノヌー(Nonoo)」がそれぞれ選出された。

 またフランス・パリからは2014年度「ANDAMファッション・アワード(ANDAM Fashion Award)」でグランプリを受賞した「イリス・ヴァン・ヘルペン(Iris van Herpen)」のほか、「ダミール・ドマ(Damir Doma)」、「ジェイアール(Jay Ahr)」、「マーシャ・マー(Masha Ma)」、「クリスチャン・ワイナンツ(Christian Wijnants)」といったメンバーが揃った。

 ダークなルックの提案が多いダミール・ドマは今回が初選出。クリスタルの活用法について、「私たちの美学にふさわしい素材を見つけることは非常に重要です。スワロフスキーのクリスタルは、靴やドレスだけでなくジャケットやコートなど、コレクション全体に装飾として使用しています」と語った。

 「スワロフスキー」がデザイナー支援を始めたのは、ナジャ・スワロフスキー(Nadja Swarovski)がアレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)とイザベラ・ブロウ(Isabella Blow)の2人とコラボレーションした1999年。過去15年間には、アレキサンダー・ワン(Alexander Wang)、フセイン・チャラヤン(Hussein Chalayan)、ヴィクター&ロルフ(Viktor & Rolf)、クリストファー・ケイン(Christopher Kane)など150名以上のデザイナーが支援を受けている。(c)Relaxnews/AFPBB News