【8月26日 Relaxnews】官能小説をもとにした映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ(原題、Fifty Shades of Grey)』などの監督としても知られる英国人写真家のサム・テイラー=ジョンソン(Sam Taylor-Johnson)が9月に開催される展覧会のため、パリにあるココ・シャネル(Coco Chanel)のアパートを撮影した。

 「セカンド・フロア(Second Floor)」と題された全45点の写真は、パリ・カンボン通り31番地にあるココ・シャネルの部屋を撮影したもので、ロンドンのサーチ・ギャラリー(Saatchi Gallery)で9月12から22日まで展示される。有名な鏡張りのらせん階段や家具、革表紙のジョージ・ゴードン・バイロン(George Gordon Byron)やヴォルテール(Voltaire)の本、クリスタルのシャンデリアなどもすべて写真に収められている。

 「ココ・シャネルのアパートを撮影するのは、思いがけず夢中になる体験でした」と、テイラー=ジョンソン。「所有物すべてにシャネルのエッセンスが根付いていて、彼女の魂と精神はいまだにあの場所で息づいているのだと感じました」

 展覧会の入場料は無料。隣接するストアでは、テイラージョンソン自身が厳選した写真10枚のプリントが入った限定ボックスつきの関連本も販売される。(c)Relaxnews/AFPBB News