【7月1日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2014)は30日、女子シングルス4回戦が行われ、第22シードのエカテリーナ・マカロワ(Ekaterina Makarova、ロシア)が、6-3、6-0で大会第4シードのアニエスカ・ラドワンスカ(Agnieszka Radwanska、ポーランド)に番狂わせを演じ、初の8強入りを決めた。

 過去6回のウィンブルドン出場で一度も3回戦を突破したことがなかったマカロワに対し、ラドワンスカは2012年大会(The Championships Wimbledon 2012)はセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)に次ぐ準優勝、昨年大会(The Championships Wimbledon 2013)も4強入りを記録していた。

 しかし、昨年の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2013)で8強入りの実績を持つ26歳のマカロワは、世界ランク4位のラドワンスカをたたきのめし、次は4強入りを懸けて第23シードのルーシー・サファロバ(Lucie Safarova、チェコ)と対戦することが決まった。

 ラドワンスカが敗れたことで、今大会の女子シングルスでは上位4シードのうち3人が敗退する事態となっている。(c)AFP