【6月26日 MODE PRESS】ここ数年で世界的なスタイルアイコンになったモデルのカーラ・デルヴィーニュ(Cara Delevingne)は、なぜ人々が自分をそんなにうらやむのかわからないと言う。

 その理由について、大した努力はしていないからだと説明したカーラは、普段のファッションについても「本当にひどいものですよ。いつも同じジーンズにレザージャケット、それからビーニー帽にスニーカーという格好です。学校でも『同じ服を週に2回も着るなんて・・・』という人がいますが、私は『なんで?ただの服じゃない』って思ってしまうんです。だって本当にただの服なんですもん」と語った。

 また、もし娘がいて将来モデルになりたいと言ったら、人生にはキャットウォークで歩くより他にできることがあるのではないかと諭すだろうと明かした。「彼女がモデルしか目指したくないと言ったら、反対するでしょうね。『絶対にモデルにはなりたい』と言う女の子たちはたくさんいますが、私はもっと上を目指すことだってできるでしょ?って考えてしまうんです。私自身、モデルの仕事は大好きですし、それがだめだと言ってるわけではありません。ただもっと他にもたくさん可能性はあると思います」

 「私はものすごくラッキーでした。モデルは簡単な仕事ではないし、多くのモデルたちはとても苦労しています。ですから頭を使ってもっとほかのことにトライしてほしいと思うんです」

 また仕事を始めた当初、自分が「あやつり人形」のように感じたというカーラ。「マネキンのように扱われて、私という人間をきちんと見てもらえていないように感じました。ですから足に『メイド・イン・イングランド』とタトゥーを入れました。当時は、ずっとみんなを楽しませる操り人形のような気分でした」

 「この仕事をしていると、時々、ほんの少しですが本当に魂をなくしたような気分になる時があります。でも人々が私の意見に耳を傾けてくれるようになってからは良くなりました。そこからすべてが変わりましたね。私を馬鹿にしていた人たちも、私のご機嫌を取るようになったんです。今まで生きてきたなかで最もショッキングな出来事だったといえるでしょうね」(c)Bang Showbiz/MODE PRESS