【6月13日 MODE PRESS】「コーチ(COACH)」が10日、新エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターのスチュアート・ヴィヴァース(Stuart Vevers)によるデビューコレクションを都内で発表した。

 ヴィヴァースはカルバン・クライン(Calvin Klein)でキャリアをスタートし、ボッテガ・ヴェネタ(Bottega Veneta)や、ジバンシィ(Givenchy)、ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)、「マルベリー(Mulberry)」、「ロエベ(Loewe)」などで、クリエイティブ・ディレクターを歴任。2014年からリード・クラッコフ(Reed Krakoff)の後任として、「コーチ」のウィメンズおよびメンズのデザインブランド・イメージ、ストア環境を含むブランドのクリエイティブを手がけている。

 秋コレクションは、アメリカンスポーツウエアから生み出される軽快なスピリットを表現。慣れ親しんだベーシックなアイテムに上質さを加え、実用性とラグジュアリーの間に漂うテンションを追及し、クラフツマンシップと機能性を融合させた。メインで展開する新作バッグコレクション「The Rhyder」は、アメリカを巡る旅の物語からインスピレーションを受け、ワークウエアに由来する表現様式を再解釈したもの。頑丈で実用的なレザーや、柔らかいムートン、サドルカラーのスエードなど、独特の質感を持つ素材を調和させたバッグを展開する。(c)MODE PRESS