【6月10日 MODE PRESS WATCH】「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)」が8日、表参道に日本初のフラッグシップストアをオープンした。

 クリエイティブ・ディレクターのサラ・バートン(Sarah Burton)監修の下、デイビッド・コリンズ・スタジオ(David Collins Studio)が店舗デザインを担当。フロアや階段に大理石を大胆に使用し、ラグジュアリーな空間に仕上げた。特に階段は白大理石と真鍮に、大理石の手すりが備え付けられ、ドラマチックな雰囲気になっている。階段上の天井には、ブランド依頼の下、コンテンポラリーアーティストの花澤武夫氏と冨樫孝男氏が制作したアート作品を展示。伝統的な漆塗りの技法を用いて配色された瓢箪やナマズ、貝殻の破片に、真珠色のスカルを組み合わせ、ブランドのシグニチャーと日本伝統を見事に融合させた作品になっている。

 2フロア構成の店内では、メンズ、ウィメンズ両ラインのコマーシャルラインやアクセサリーラインに加え、コレクションピースも展示。シーズナルコレクションのほか、スカルスカーフやナックルボックスクラッチといったブランドを代表するアイテムも販売する。

 表参道店についてサラは、「ドラマチックな大理石の階段や、ビスポークのウォールパネル、年代を感じさせる真鍮ディスプレイなど、独自のユニークで精緻な要素が盛り込まれています。希有でラグジュアリーな空間の中、コレクションを提供するという私たちの信念がここにも反映されているのです」とコメントした。

【ショップ概要】
アレキサンダー・マックイーン 青山店
港区南青山 5-1-3 TS 青山ビル/03-6861-0910

【関連情報】
・アレキサンダー・マックイーン 公式HP:http://www.alexandermcqueen.com/jp