【5月9日 MODE PRESS WATCH】建築家アントニ・ガウディ(Antoni Gaudi)と、『スラムダンク(SLAM DUNK)』等を手がけた人気漫画家、井上雄彦(Takehiko Inoue)がコラボレーションする展覧会「特別展 ガウディ×井上雄彦 ―シンクロする創造の源泉―」が、7月12日から東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで開催される。

 19世紀から20世紀にかけて地中海沿いの美しい街バルセロナを中心に活動した建築家アントニ・ガウディは、1882年の着工以来今もなお造り続けられているサグラダ・ファミリアをはじめ、グエル公園、カサ・ミラ、カサ・バトリョなど、ユネスコ世界遺産にも登録される数々の独創的な作品を遺した。一方、井上雄彦は国内発行部数が1億部を超える『スラムダンク(SLAM DUNK)』をはじめ、『バカボンド』『リアル』などの人気漫画を作品に持つ漫画家。

 近年は「井上雄彦 最後のマンガ展」などの古典や京都・東本願寺に描いた親鸞の屏風絵など、漫画家の枠のみにおさまらない活動も行っている。その人気は海外でも高く、昨年12月には「日本スペイン交流400周年」の親善大使に任命された。

 本展覧会は「2013-2014 日本スペイン交流 400周年」を記念する特別文化事業として、カタルーニャ工科大学監修のもとガウディ記念講座やサグラダ・ファミリアなど、バルセロナの各関係機関より出品されるガウディ自筆のスケッチや図面、大型の建築模型やガウディがデザインした家具など貴重な資料約100点を通して巨匠ガウディの偉業を紹介。また井上雄彦がこの展覧会のために書き下ろしたという、ガウディの人間像とその物語を描いた大型作品を含む約40点を展示。さらに3面スクリーンによる映像シアターや、井上雄彦の画が動き出すプロジェクション・マッピングなどの演出も行われる。異色のコラボレーションが起こす化学反応は必見。

【展覧会概要】
「特別展 ガウディ×井上雄彦 ーシンクロする創造の源泉ー」
会期:2014年7月12日(土)~9月7日(日)※会期中無休
時間:10:00~20:00(最終入場19:30)
会場:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)
住所:東京都港区六本木6-10-1
料金:一般・大学生 1800(1600)円、中学・高校生 1300(1100)円、4歳~小学生 800(600)円
※()内は前売り料金と団体15名以上の料金
※3歳以下は入館無料
※障がい者手帳をお持ちの方とその付き添いの方1名は当日入館料の半額
※前売り券は2014年5月17日(土)から7月11日(金)まで販売
※チケット取扱い:森アーツセンターギャラリー(森タワー3階美術館、展望台チケット売り場)、ローソンチケット、チケットぴあ、イープラス、CNプレイガイドほか主要プレイガイド
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【関連情報】
・公式サイト:http://www.gaudinoue.com/