アスティエ・ド・ヴィラットがバルテュス夫人とコラボレーション、作品は4月19日から
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【2月5日 MODE PRESS WATCH】イヴァン・ペリコーリ(Ivan Pericoli)とブノワ・アスティエ・ド・ヴィラット(Benoit Astier de Villatte)が1996年に創立したフランスの陶器ブランド「アスティエ・ド・ヴィラット(ASTIER de VILLATTE)」が2001年に亡くなった芸術家バルテュス(Balthus)の妻で、自身も芸術家として活躍する節子・クロソフスカ・ド・ローラ( Setsuko Klossowska de Rola)伯爵夫人とコラボレーションする。
これを記念して5日、都内で、アスティエ・ド・ヴィラットのイヴァン氏とブノワ氏、そして節子夫人、アスティエ・ド・ヴィラットの作品をいち早く日本に輸入販売してきたアッシュペーフランスの村松孝尚社長が揃って登壇、記者会見を開いた。
今回発表される作品は、「コレクション・セツコ」、「グラン・シャレ」と名付けられた陶器をはじめ、調香師フランソワーズ・キャロンが手がけたパフュームキャンドルのほかに、バルテュスがデザインし、アカデミー・ド・フランスのメディチ館で使用されていたランプの復刻版になる予定。4月19日から5月19日まで「H.P.DECO(エイチ・ピー・デコ)」で開催される『アスティエ・ド・ヴィラットとバルテュス夫人、節子・クロソフスカ・ド・ローラ展』でお披露目される。
■コメント:村松孝尚氏
18年前、彼ら(アスティエ・ド・ヴィラット)が作品を初めて発表したときから、そのすばらしさに惚れ込んでいます。売れるから、という気持ちで買ったことはありません。彼らの美意識は、日本人の感性に必ず響くはずだと当時から確信していました。今回、バルテュス氏から繋がる美の世界をアスティエ・ド・ヴィラットの形に表現して、日本の皆さんに伝えたい。このコラボレーション作品は、バルテュス、アスティエ、節子さん、日本人女性の感性、この4つが中心となっています。モノの美しさの原点を感じさせてくれる、すばらしいコレクションに仕上がっています。これは『モノ』ではなく、『現象』です。バルテュスの遠心力、そして感性を今回の作品を通じて広く伝えられれば幸いです。
■コメント:節子・クロソフスカ・ド・ローラ伯爵夫人
ブノワさんとの出会いは、1960年代初頭にさかのぼります。当時フランスの文化大臣からイタリア・ローマにあるヴィラ・メジチ館にあるアカデミー・ド・フランスの館長にバルテュスが任命されました。そこでローマ賞を受賞し、バルテュスの元にやってきたのが画家だったブノワさんのお父様であるピエール氏でした。まだ赤ちゃんだったブノワさんが、その後パリで出会う白い独特の美しさをもった素敵な陶器を手がけていたという偶然もあり、今日に至ります。バルテュスの絵を幼い頃から見て育ったブノワさんとバルテュスには、美意識において共通点が多かったということも、ご一緒させていただく上で重要なことでもありました。アスティエ・ド・ヴィラットの作品の魅力は、すべてが手で作られており、『芸術』っぽくするのではなく、あくまでも自然に手の温もりを感じるような、手から生まれ出るものであることです。
(c)MODE PRESS
【関連情報】
国内最大規模、没後初の大回顧展「バルテュス展」:
4月19日から6月22日(東京都美術館)
7月5日から9月7日(京都市美術館)
http://balthus2014.jp/