チェルシー、ウェストハムと引き分け2位浮上ならず
このニュースをシェア
【1月30日 AFP】13-14イングランド・プレミアリーグは29日、第23節の試合が各地で行われ、チェルシー(Chelsea)は0-0でウェストハム(West Ham)と引き分けた。
2位浮上のチャンスがあったチェルシーだが、降格圏のウェストハムと本拠地スタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge)でスコアレスドローに終わり、ジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督にとってはいら立ちが残った。
29日の試合でアーセナル(Arsenal)がサウサンプトン(Southampton FC)を攻略し切れなかったことで、モウリーニョ監督率いるチェルシーは、アーセナルを追い抜く絶好のチャンスを得ていた。
しかしながらチェルシーは、粘り強いウェストハムの守備を突破する術を見つけられず、この日首位に立ったマンチェスター・シティ(Manchester City)と勝ち点3差、アーセナルと同2差の3位にとどまった。
一方のウェストハムも降格圏から抜け出すことができず、最下位とは勝ち点1差となっている。
このロンドン(London)勢同士の対戦がチェルシーにとって残念なものだったことは、エデン・アザール(Eden Hazard)のクロスからデンバ・バ(Demba Ba)が狙ったシュートがポストにはじかれると、直後のフランク・ランパード(Frank Lampard)のシュートがGKアドリアン(Adrian)のファインセーブに防がれるという、後半ロスタイムのプレーに集約されていた。
モウリーニョ監督は試合前、チェルシーが優勝争いの常連になるには来シーズンまで待たなくてはならないと発言していたが、この日の試合結果はその言葉の正しさを証明するようなものとなった。(c)AFP/Ian Winrow