【12月15日 AFP】米コロラド(Colorado)州センテニアル(Centennial)のアラパホー高校(Arapahoe High School)で13日、銃を乱射して生徒2人に重軽症を負わせた後に自殺した容疑者の生徒は、多数の銃弾に加え、マチェーテ(山刀)と火炎瓶3本を所持していたことが分かった。計画的犯行だったとみられている。当局者が14日、明らかにした。

 当局者によると、今回の事件を起こしたのは同校に通うカール・ピアソン(Karl Pierson)容疑者(18)と特定された。犯行時間はわずか1分20秒だったという。アラパホー郡の保安官によると、ピアソン容疑者は事件に使用した銃を12月6日に小売店で合法的に購入していた。

 被害者のクレア・デイビス(Claire Davis)さん(17)は至近距離から撃たれ、別の生徒1人も撃たれて軽傷を負った。デイビスさんは頭部を負傷して病院で治療を受けているが重体だという。家族は発表した声明で、「(娘のために)祈り続けてほしい」と述べている。(c)AFP