【9月23日 AFP】13-14イングランド・プレミアリーグは22日、第5節の試合が行われ、アーセナル(Arsenal)は3-1でストーク・シティ(Stoke City)に勝利した。

 本拠地エミレーツ・スタジアム(Emirates Stadium)でストークを下したアーセナルは、敵地でカーディフ・シティ(Cardiff City)を1-0で下したノースロンドンのライバル、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)とともに勝ち点で並び、得失点差で首位に立った。

 アーセナルは前半5分、メスト・エジル(Mesut Ozil)のFKをストークのGKアスミール・ベゴヴィッチ(Asmir Begovic)が弾くと、アーロン・ラムジー(Aaron Ramsey)がここ8試合で7得点目となるゴールを決めて先制した。

 ストークも同26分、マルコ・アルナウトビッチ(Marko Arnautovic)のボレーシュートがポストに当たった跳ね返りから、ペナルティーエリア端にいた米国代表のジェフ・キャメロン(Geoff Cameron)が加入後初得点を決めて同点に追いついた。

 それでもアーセナルは、センターバックのペア・メルテザッカー(Per Mertesacker)の山なりのヘディングシュートが決まり、ハーフタイムを前に2-1とリードを奪い返した。

 後半27分にアーセナルは再びセットプレーからストークの守備を破り、エジルのFKにバカリー・サニャ(Bacary Sagna)が頭で合わせて得点を追加した。この夏に移籍金4240万ポンド(約65億6000万円)で加入したドイツ代表のエジルは、本拠地デビュー戦で華々しい活躍を見せた。

 チームを率いるアーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督も、当然のことながらエジルのパフォーマンスを喜んでいる。

「チームと同じく、エジルも水曜の夜(敵地で勝利した欧州チャンピオンズリーグ2013-14(UEFA Champions League 2013-14)のオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)戦)にかなり消耗したが、今日は格の違い見せ、同時にハードワークしてくれた」

 この勝利で、アーセナルはチェルシー(Chelsea)、リバプール(Liverpool FC)らを勝ち点で2上回り、ライバルのトッテナムとともに勝ち点を12としている。(c)AFP