「装苑賞」公開審査会開催、候補者16組が作品を発表
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【4月23日 MODE PRESS WATCH】日本を代表するファッションコンテスト「装苑賞」の第87回公開審査会が23日、東京・新宿にある文化学園で開催され、二次審査を通過した16組の候補者がショー形式で作品を発表した。
今年は、グランプリに輝いた桑原啓(Akira Kuwabara)の“小さな三角形”を組みあわせた作品を筆頭に、総レースのドレスを無数の“安全ピン”で表現した作品や、ヒマラヤの雪に着想を得てベロアのような質感が特徴の“紙”を重ねた作品など、小さなピースを集積して作り上げた作品が多く見られた。そんな中、“女マッチョ”をテーマにタイガーマスクやチャンピオンベルトなどプロレスの要素を取り入れたパンチの効いた作品や、“扇子”から着想を得てたクリーンな作品も発表された。
審査を行ったのは、第一線で活躍する日本人デザイナー8名。今回初めて審査員を務めた廣川玉枝(Tamae Hirokawa)は、「色んな素材を使い、自由な視点で作品を作っている点が感動的でした」とコメント。丸山敬太(Keita Maruyama)は「16名が今後どんな風になるかを想像しながら審査しました。未来を楽しみにしています」とエールを送った。一方で皆川明(Akira Minagawa)は、プラスチック素材などが多かったことを振り返り「布やニット、ジャージーなど、糸からできるものからも離れず、執着してほしいと思 いました。また、“仕事の集積=素晴らしい作品”ではない新しいアプローチにも期待したい」とアドバイスを送った。(c)MODE PRESS
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今年は、グランプリに輝いた桑原啓(Akira Kuwabara)の“小さな三角形”を組みあわせた作品を筆頭に、総レースのドレスを無数の“安全ピン”で表現した作品や、ヒマラヤの雪に着想を得てベロアのような質感が特徴の“紙”を重ねた作品など、小さなピースを集積して作り上げた作品が多く見られた。そんな中、“女マッチョ”をテーマにタイガーマスクやチャンピオンベルトなどプロレスの要素を取り入れたパンチの効いた作品や、“扇子”から着想を得てたクリーンな作品も発表された。
審査を行ったのは、第一線で活躍する日本人デザイナー8名。今回初めて審査員を務めた廣川玉枝(Tamae Hirokawa)は、「色んな素材を使い、自由な視点で作品を作っている点が感動的でした」とコメント。丸山敬太(Keita Maruyama)は「16名が今後どんな風になるかを想像しながら審査しました。未来を楽しみにしています」とエールを送った。一方で皆川明(Akira Minagawa)は、プラスチック素材などが多かったことを振り返り「布やニット、ジャージーなど、糸からできるものからも離れず、執着してほしいと思 いました。また、“仕事の集積=素晴らしい作品”ではない新しいアプローチにも期待したい」とアドバイスを送った。(c)MODE PRESS