【2月13日 MODE PRESS WATCH】世界で最も愛されているブランデーとして知られる「ヘネシー(Hennessy)」は、グラフィティアーティストのフューチュラ(Futura)とコラボレーションし、3月1日から限定ボトル「ヘネシーV.S リミテッドエディション by Futura」を発売する。これに先駆けて、プレス向け昼食会が開かれフューチュラ本人出席のもと、ボトルの紹介が行われた。

 今回のコラボレーションにあたり、フューチュラは2度にわたってコニャックの地を訪れた。コニャックの温かみのある琥珀色からインスピレーションを受けたボトルは、彼のシグネチャーであるアトムを表すモチーフや独特なラインワークで表現された。まさに“アートの傑作”に仕上がったこれらのボトルは、すでにアメリカとヨーロッパでは発売され、大反響を呼んでいる。今回は、アジア市場に向けてのローンチを日本で先駆けて行う。いち早く日本でお披露目するボトルを手に、来日中のフューチュラとエリック・シモネ ヘネシーブランドマーケティング&コミュニケーションマネージャーがコラボレーションを振り返った。

■フューチュラ(Futura:グラフィティアーティスト)

「コニャックの地を訪れ、さまざまなインスピレーションを得ることができました。ブランデーの出来る過程と手法、そして蒸留所を見て回って、200年の歴史を感じることができました。また今回のプロジェクトにおいて、最も大事なことはコニャックの色でした。温かみのある色からスタートし、過去に手がけた誰よりもかっこいいボトルにしようと思って、デザインしました」

■エリック・シモネ(ヘネシー ブランドマーケティング&コミュニケーションマネージャー)

「我々ヘネシーは、フューチュラはグラフィティアートの過去であり現在であり、未来であると考えています。彼は、グラフィティアートのルーツそのもの。彼を、神とあがめる人々もいるほどのすばらしい伝説的な存在です。1年半前に直接コンタクトをとり、何度かコニャックに足を運んでもらいましたが、ブランドのDNAを説明し、そこからインスピレーションを感じてもらい、作品が完成しました。彼はNYを拠点に活動していますが、そもそもヘネシーのベースであるフランスは、グラフィティアートに対して、とてもオープンな意識を持っています。ですから、フランスのブランドとアメリカのアーティストですが、非常に良い関係のもと、お互いに理解を深めながらスムーズに仕事ができました」
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