【11月4日 MODE PRESS】デザインイベント「DESIGNTIDE TOKYO 2011」の一環として、伊勢丹新宿店で「イセタン・リビング デザインタイド トーキョー2011」が8日まで開催されている。今年度は“ラブ・コミュニケイション”をテーマに掲げ、ミナ・ぺルホネンとパオラ・ナヴォーネのコラボ・ コレクションや、国内外のデザイナー50組によるスペシャル・チェアなど、見ているだけでハッピーな気分になるような限定コレクションを展示・販売している。

■パオラ・ナヴォーネ&ミナ・ぺルホネン

 今回「イセタン・リビング デザインタイド トーキョー2011」は、本館1階のザ・ステージとウィンドウ、5階のリビング特設会場で展示・販売が繰り広げられる。

 本館1階では、伊リチャード ジノリ(Richard Ginori)のアートディレクターを務めるパオラ・ナヴォーネ(Paola Navone)と、「ミナ ペルホネン(mina perhonen)」のデザイナー皆川明(Akira Minagawa)がコラボレーションした限定の磁器&小物コレクションを展示・販売している。

 このスペシャルなコラボレーションのために皆川は、“ラブ・コミュニケイション”というテーマに合わせ、真っ赤なハートやピンク羽を持った蝶といったモチーフを考案した。そこにナヴォーネが自由な解釈を加え、ジノリ独特の白磁の上にデザインとして落とし込んだ。皆川は「自分のデザインにパオラがどう解釈を加えたか、サンプルが完成する までわからなかったが、想像していた以上に素晴らしい作品に仕上がった。270年の歴史を誇るジノリの職人と共に仕事ができたことを嬉しく思う」 とコメント。

■ラブチェア コレクション

 本館5階のリビング特設会場では、クラウス・ハーパニエミ(Klaus Haapaniemi)やヤブノケンセイ(Kensei Yabuno)、e.m.など、国内外で活躍する50名のデザイナーが、フィンランドを代表する家具メーカー「ピロイネン(PIIROINEN)」の真っ 白な椅子をキャンバスに見立てた個性豊かなペアチェアを展示、販売する。

 2日に開催されたレセプションに出席したアンナ・グスタフソン(Anna Gustafsson)フィンランド大使夫人は「このような素敵な空間で、フィンランドを代表する椅子と才能溢れるデザイナーがコラボした作品を披露する ことができて嬉しい。会場を訪れた人がインスピレーションを感じてくれれば」と語った。

■パス・ザ・バトンやキャンドル ジュンも

 そのほか「パス・ザ・バトン(PASS THE BATON)」との限定コラボや、キャンドル ジュン(Candle JUNE)のスペシャル・ギフトコーナーなど、本館5階全フロアを通して「イセタン・リビング デザインタイド トーキョー2011」を繰り広げる。(c)MODE PRESS

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