【10月17日 MODE PRESS】デザイナーのジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)が、米ヴォーグ(VOGUE)のアナ・ウィンター(Anna Wintour)編集長とデザイナーのジョン・ガリアーノ(John Galliano)、2人の人物について語った。

■アナ・ウィンターは怖い人?

 ゴルチエは、アナ編集長と彼女の編集部を題材にした映画『プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada)』について、「描かれていることは真実ではない。だから映画のこともあまり好きではない。アナ・ウィンターは、劇中で描かれているよりも、 もっと恐ろしい存在だよ。彼女はファッション界のひとつの象徴なんだ」と語った。

■ガリアーノは人種差別主義者ではない!

 反ユダヤ発言によってファッション界を去ったガリアーノについては「作品を目にすれば、彼が人種差別主義者ではないことは一目瞭然だ。証拠ビデオを見れば、誰かがジョンを煽っているのが分かるだろう。ジョンはとても才能ある人物。クリスチャン ディオールのために美しい作品を手がけてきた。彼が自分のブランドを失ったことは本当に残念だと思う。世の中には、ひどい発言や言動をしても、それに対する罰すらうけない人もいるのに」とコメントした。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS

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