【9月1日 MODE PRESS】1827年創業のフランスの老舗ジュエラー「モーブッサン(MAUBOUSSIN)」が8月31日、都内で新作コレクションと新広告ビジュアルのお披露目パーティを開催した。この日に併せて、フランス本国からアラン・ネマルク(Alain Nemarq)CEOとブランドのミューズを務める女優でモデルのガイア・ウェイス(Gaia Weiss)も来日した。

 今回、世界に先駆けて公開となったハイジュエリーコレクション「シンフォニー・ダムール(愛のシンフォニー)」や、9月1日発売の新作「ヴレモン・トア(最愛の人)」「ル・プルミエ・ジュール(はじまりの日)」を展示した部屋と、絵画と写真のコラージュが斬新な作品を展示した2つの部屋で構成された会場は、一目美しいジュエリーと作品の数々を見ようと集まったゲストたちでいっぱいになった。

■女性のアイデンティティを表現するジュエリー

 アラン・ネマルクCEOは、「この10〜15年で、ジュエリーは“男性の戦利品”から“女性のアイデンティティを表現するもの”へと変化しました。ハイジュエリーを求める人は、ステータスではなく、クリエーションを求めています」「日本の女性はモードの最先端をいき、地位を確立している。今日東京で発表できることを嬉しく思います」と語った。ブランドのミューズにガイアを起用した経緯についても触れ、「現代を表現できる若い、20歳の女性を探していました。ガイアはまさにぴったりな女性です」とコメントした。
  
 白いロングドレスに新作「シンフォニー・ダムール ルビー」をまとって登場したガイヤは、モーブッサンのジュエリーについて、「美しく、全てのコレクションが好きです。新作リングを愛用していますが、どんなスタイルにもあいますよ」とコメント。今回ミューズを務めることについては、「オファーを受けたときはとても興奮しました。ジュエラーのモデルをするということは、自分が大人になったように感じます」と喜びを語った。(c)MODE PRESS