【7月12日 AFP】英国のウィリアム王子(Prince William)とキャサリン妃(Catherine, Duchess of Cambridge)は10日、結婚後初の海外公務となった北米訪問を終えた。

 キャサリン妃のエレガントなファッションは常に注目の的となり、称賛のコメントがメディアを賑わした。12日間の公務に、約40着の衣装を用意したと報じられている。

■カナダ

 6月30日にカナダに到着した際は、地元出身デザイナー「アーデム(Erdem)」のネイビーのレースドレスを着用。3日にケベック (Quebec)で開かれたセレモニーでも、同じく「アーデム」のブルーのドレスを選んだ。

 4日にプリンスエドワード島(Prince Edward Island)を訪れた際は、「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)」によるクリームカラーのドレスを着用。集まった観衆の中には“ケイト、あなたの服を貸りてもいいかしら?(Kate can I borrow your outfit?)”と書かれたプラカードを持った女性の姿もあった。

 5日にイエローナイフ(Yellowknife)を訪れた際は「マレーネ ビルガー(Malene Birger)」のリネンドレスを着用。7日にカルガリー大学(University of Calgary)附属病院を訪れた際は明るいイエローのドレスを選んだ。

 アルバータ(Alberta)で8日に開かれたカウボーイの祭典「カルガリー・スタンピード(Calgary Stampede)」には、真っ白なカウボーイハットをかぶって出席。カルガリー(Calgary)動物園で開かれたレセプションでは「キャサリン・ウォーカー(Catherine Walker)」の真っ赤なコートとドレスを着用し、カナダのシンボルであるメープルリーフをかたどったダイヤモンドのブローチをコーディネートした。
 
■アメリカ

 カリフォルニアの英国総領事館で8日に開かれたレセプションには、「ダイアン フォン ファステンバーグ(DIANE von FURSTENBERG)」の鮮やかなグリーンのドレスを着用。

 9日にサンタバーバラ(Santa Barbara)で開かれたポロのチャリティー試合には「ジェニー パッカム(Jenny Packham)」の花柄の膝丈ドレスをチョイス。

 その後はロサンゼルスのベラスコ劇場(Belasco Theatre)に移動し、「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)」のライラックカラーのロングドレスと「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」のシューズというエレガントな装いで「2011 BAFTA Brits To Watch」に出席した。(c)AFP

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