【5月2日 AFP】英国のウィリアム王子(Prince William)とキャサリン妃(Kate, Duchess of Cambridge)の結婚式が4月29日に行われた。会場となったウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)には、華やかな衣装に身を包んだ王室関係者や多くの著名人が参列した。

 この日、エリザベス女王(Elizabeth II、85)は、淡いイエローで全身コーディネート。「アンジェラ・ケリー(Angela Kelly)」のクレープウールのドレスとテーラードコートに、シルクのバラ飾り付きの帽子、そしてエリザベス女王の祖母にあたるメアリー王妃(Queen Mary)から代々受け継がれているダイヤモンドブローチを合わせた。

 キャサリン妃の母キャロル・ミドルトン(Carole Middleton)さんは、膝丈のスカイブルーのウールクレープコートドレスとデイドレスを着用。デザイナーは、ウィリアム王子の母にあたる故ダイアナ元妃(Princess Diana)のお気に入りだった「キャサリン・ウォーカー(Catherine Walker)」だ。同系色の帽子は、バークシャー(Berkshire)出身のデザイナー「ジェーン・コルベット(Jane Corbett)」のもの。

 カミラ夫人(Camilla、Duchess of Cornwall)は、05年にチャールズ皇太子(Prince Charles)と結婚した際に着用した「アンナ・バレンティノ(Anna Valentine)」に、コートとドレスをオーダーした。ダックエッグブルーとシャンパンカラーの切り替えのコートと、手刺しゅうを施したシャンパンカラーのシルクドレスには、「フィリップ・トレイシー(Philip Treacy)」の帽子と「ジミーチュウ(JIMMY CHOO)」のシューズを合わせた。

 そのほかにも、英国のアン王女(Princess Anne)やベアトリス王女(Princess Beatrice)、ユージニー王女(Princess Eugenie)、スウェーデンのビクトリア王女(Crown Princess Victoria)をはじめとする多くの招待者が華やかな帽子とドレスに身を包み、式場に訪れた。(c)AFP

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