【10月13日　MODE PRESS】デザイナーの芦田淳（Jun Ashida）氏が13日、フランス共和国による芸術文化勲章「オフィシエ」を受章した。

　約半世紀にわたるデザイナー活動を通じ、同国への貢献、功績が認められての受章となる。同日に開催された自身の11年春夏コレクション会場ではショー開催前に、フランス駐日大使フィリップ・フォール（Philippe Faure）氏より章が手渡された。

　若かりし頃、デザイナーになることを夢見て、憧れたフランスへの想い。これまでのデザイナーとしての様々なシーンが思い出され芦田氏が言葉に詰まる一面も。会場からは割れんばかりの拍手と芦田氏への祝福の声が行き交った。

　芸術文化勲章は1957年に創設。同国文化省が芸術と文学の発展に貢献した国民・外国人を選定している。また同氏は、2000年に国家功労章「オフィシエ」も受章している。(c)MODE PRESS

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