【11月16日 MODE PRESS】(記事追加)スウェーデン発アパレルブランド「H&M」と高級アクセサリーブランド「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」によるコラボレーション「Jimmy Choo for H&M」が、11月14日から都内4店舗で発売開始となった。あいにくの雨にもかかわらず、徹夜組を含む合計約3000人がコレクションを求め各店舗に列を成した。

■憧れのブランドを目がけて・・・

 今回のコラボレーションアイテムは、同日にオープンを迎えた新宿店のほか、既存の渋谷、原宿、銀座の全4店舗で発売。その行列は前日13日からスタートしていた。

 新宿店に一番乗りしたのは、前日の朝5時半に夜行バスで大阪から来たという女性。全アイテムを事前に“リサーチ済み”で、準備は万端という。

 13日の夜8時から並んでいるという10代の大学生は「ゼブラのバッグや、ハイヒールのサンダルが買いたい。ジミーチュウは憧れのブランドだけど、まだ本物は手が届かないから、今日たくさん買いたい!」と意気込みを熱く語った。

 14日12時の開店時には新宿店で870人、原宿店で620人、渋谷店で700人、銀座店で760人の計 2950人が行列した。

■シューズ・バッグに人気が集中

 最も人気が集中したのは、「Jimmy Choo for H&M」のメインアイテムであるレディースのシューズ・バッグ。先着順の購入時間制限や、各商品の購入個数制限を設けたにもかかわらず、フロアは商品を求め終始混乱状態となった。

 サンダルやバッグが約1~2万円前後という価格設定もあり、追加の商品ストックが陳列されても、瞬く間に売れていく。「みんなの気合がすごくて圧倒されたけど、なんとか狙っていたバッグをゲットできた。こんなに本気になって買い物したのは、久しぶりかも」と20代の会社員女性。

 今回は、レディースシューズ・バッグ・アクセサリーに加え、ジミーチュウ初となるレディースウェアとメンズコレクションも展開。シューズ・バッグほどの混雑ではなかったが、いずれも常に人が絶えることのない人気ぶりとなった。

 H&Mのケント・グスタフソンアジア地区総括エクスパンションディレクターは「予想以上の反響に驚いている。ファッションコンシャスな日本の女性や男性に、今回のコラボレーションが歓迎され、とても光栄だ」と喜びのコメント。

■今後も期待のコラボレーション

 H&Mの勢いは今後も止まらない。

 12月5日からは「ソニアリキエル(SONIA RYKIEL)」とコラボレーションしたランジェリーと関連アクセサリーを展開。さらに来年2月にはソニアの代表アイテムといえるニットコレクションを発売する予定だ。(c)MODE PRESS

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