【4月30日 MODE PRESS】香りの職人を意味する「ラルチザン パフューム(L’Artisan Parfumeur)」は、1976年に調香師ジャン・ラ・ポルトによって創立されたフレグランスメゾン。以来、パフューマーの先駆者として奥深く独創性あふれる香り生み出し、世界中の人々から支持されている。香りもインテリアの一部との考えから展開されるルームフレグランスやキャンドルも人気の商品だ。

■自然を慈しみ、個にこだわった香りの世界

 ラルチザン パフュームのコンセプトは、「自然の中で過ごした素敵なひととき」を香りで表現すること。香りは個人を語るものだからと、個にこだわり、ひとりひとりの思い出に語りかける香りを大切にしている。「ちょうちょをつかまえて(La Chasse Aux Papillons)」や「いじわるオオカミ(Mechant Loup)」など、詩的でストーリーのあるネーミングにもオリジナリティが溢れる。また、パフューマーたちが異国を旅して出会った不思議な植物や儀式、大地や風など大自然をエキゾチックでミステリアスな香りで表現した「旅シリーズ」も人気を誇る。 

■空間を彩る香り

 フレグランスに加えて、ルームフレグランスやキャンドル、サシェなど、日常をさりげなくランクアップする「パルファンオブジェ」も充実する。職人の手でモチーフの彫り込まれた陶器のオブジェ「アンバーボール」は、オリエンタルで上品な香りとその美しさでロングセラーを誇る商品。昨年発売されたディフューザーシステム「シェ・モア(Chez Moi)」は、音楽や間接照明のようにさりげなく詩情ある空間を生み出す。
 
 中でも注目すべきは「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」とコラボレーションしたINTRECCIOシリーズだ。同ブランドのアーティスティックディレクター、トーマス・マイヤー(Tomas Maier)の“これまでにないルームフレグランスを作りたい”との思いから実現した。イタリアの四季や地方にインスピレーションを得た4つの香りもさることながら、イントレチャートのレザーキャンドルホルダーやサシェの持つ重厚感がラグジュアリーな空間を演出してくれる。

■表参道に佇むアトリエの様なサロン

 昨年11月に待望のオープンを果たした表参道路面店は、小さなギャラリーのような佇まいで、モードや文化を発信するパリのマレ地区を思わせる。プライベートサロンのような、クリエイティブなアトリエのような空間は、「訪れる人との出会いを大切にしたい」メゾンの想いに溢れている。自分の香りを見つけたい、大切な人へぴったりの贈り物を探したい、など様々な思いを満足させてくれる香りのトレーニングを受けたコーディネーターが迎えてくれる。
 
 自分の記憶を呼び覚ますとともに、人の記憶にも印象を残す香りはこだわりを持って選びたいもの。細かな情景までも再現する「ラルチザン パフューム」だからこそ、感動を呼び起こす香りを見つけられるのでは?(c)MODE PRESS

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