【10月28日 MODE PRESS】ニューヨーク市内のキールズ(Kiehl's)で22日夜、エル(Elle)誌と米テレビ局「CWテレビジョン・ネットワーク(CW Television Network)」による新リアリティ番組『スタイリスタ(Stylista)』のプレミア上映会が行われた。
 
 同番組は、リアリティ番組版『プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada)』といった内容。今秋にマリ・クレール(Marie Claire)誌に移ったニーナ・ガルシア(Nina Garcia)の後任としてエルの新ファッションディレクターに就任したアンヌ・スロウィー(Anne Slowey)が、ファッション・エディターを夢みる11人の男女に様々な課題を与えていく。優勝者はエルのエディターとして採用されるほか、マンハッタンのアパートとH&Mの服が1年間与えられる。

 パーティーには、審査員を担当するアンヌと、同誌のジョー・ズィー(Joe Zee)クリエイティブ・ディレクターが登場。毎回ゴージャスな衣装で登場するアンヌだが、「実際のところ、28着もランウェイルックを持っていないわ。だから、お気に入りのブランドに電話して借りたのよ。みんな快く承諾してくれたわ」と語る。これまでオートクチュールで番組に登場したことは?との問いには、「残念ながらまだよ。でも、そのうち夜会服で登場することもあるかもね」とコメント。

 同誌のロビー・マイヤーズ(Robbie Myers)編集長は、アンヌとジョーと乾杯した後に、「ファッション雑誌で働くと、毎日がリアリティ番組みたいよ」と肩をすくめた。(c)Fashion Week Daily/MODE PRESS